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潔良さが男心をくすぐるジン!その魅力やおすすめモデルとは!?
ジンはドイツを代表する腕時計ブランドです。実用性に特化した優れた製品を作り出しています。
2024.4.16 / 14082
目次
ジンの基本データ
基本情報
- ブランド名
- SINN(ジン)
- 本拠国
- ドイツ
- 創業年
- 1961年年
- 創業者
- ヘルムート・ジン
- 新品予算
- 20万円~60万円
- 中古予算
- 10万円~30万円
- 関連ワード
- パイロット,ハイドロ・システム,プロテクトガス,ドライカプセル,特殊部隊,ダイバー,TESTAF
ブランド特性
メカニカル
エレガント
ミリタリー
ユニーク
スポーティ
ドレッシー
カジュアル
ステータス
ジンってどんなブランド?
"独自のテクノロジーで特殊時計のパイオニアといわれるブランド!"
「ジン」は、ドイツを代表する人気腕時計ブランドの一つです。
創業者は元ドイツ軍パイロット飛行教官であり、緊迫した実戦中において時計に無駄な装飾や機能は必要ないという信念を抱き、”使うためだけの時計“というコンセプトを掲げて、徹底的なまでに実用性を追求した時計を作り出しています。
そんなジンの時計は、ドイツの税関犯罪局や連邦刑事局(BKA)、消防レスキュー部隊、対テロ特殊部隊GSG9などでも採用されるなど、ドイツ国から認められた時計ブランドとなっています。
また、独自のテクノロジーを駆使した特殊時計の開発でも知られます。
5000mという高防水性能を実現したハイドロシステムや、ケース内の除湿をするための特殊乾燥剤であるドライカプセル、ケースへの高硬度の基となるテギメント加工が有名です。
独自の発想で他の時計メーカーの技術を凌駕する強度や技術を開発し続けています。
コレクションとしては、プロフェッショナルから一般ユーザーに至るまで幅広い層に向けたラインナップを展開しています。
さらに計算尺やクロノグラフを搭載しているスポーティーなものから、シンプルなドレスラインまで幅広くラインナップされている。
スイスメイドの高品質時計でありながら、価格帯は20万円前後から50万円前後とコストパフォーマンスが非常に高い点もジンの魅力です。
映画「海猿」や「藁の楯」で人気俳優が身に着けていたことでも日本でも注目が高まりました。
POINT
ジンの特殊テクノロジー①「特殊潤滑オイル」
機械式腕時計のムーブメントには、パーツが円滑に作動するようムーブメントに潤滑オイルが使用されているが、一般的に使用されている潤滑オイルは、-25℃程度の環境になると粘性が高くなり時計の精度が維持できなくなってしまう。
しかしジンが独自開発した特殊オイルは-66℃まで粘性を維持することを実現し、さらに、+228℃までは蒸発が起きない。
特殊潤滑オイルを使用した時計は、-45℃から+80℃の温度範囲で精度が保証され、たとえ極寒の地であろうと灼熱の砂漠であろうと平然と時を刻み続けることができる。
POINT
ジンの特殊テクノロジー②「エアドライ・テクノロジー」
ムーブメントの円滑な動きのために注入されている潤滑オイルは、時計内部に含まれた湿気や水蒸気により劣化することがある。
ジンはこの問題を「ドライカプセル」、「プロテクトガス」、「EDRパッキン」の三本柱から成るエアドライ・テクノロジーによって解決した。
独自に開発したドライカプセルをケース内に組み込み、水蒸気を吸収・除湿を行う仕組みとなっている。
さらにドライカプセルは吸収水分量が増すにつれ淡いライトブルーからネイビーブルーへと変化し、色の変化がインジケーターともなっているのだ。
万が一オイルが劣化を起こした場合の対策も万全で、オイル劣化により起こる放電腐食防ぐための希ガスと呼ばれる極めて安定したプロテクトガスを充填し、空気中に含まれる静電気や不安定ガスを排除するようになっている。
POINT
ジンの特殊テクノロジー③「ハイドロ・システム」
5,000mという世界最高レベルの驚異的な防水性能を実現した「ハイドロ・システム」。
通常ダイバーズウォッチはケースを分厚くすることで耐圧性能を維持しているが、ハイドロ・システムでは、ケース内にシリコンオイルを充満させることにより、外気圧に対してまったく同じ内部気圧で押し返すという原理を応用しこれを実現した。
そのため見た目も分厚いケースなしに高い防水性を維持することができている。
またシリコンオイルは、光の反射による視認性の低下を避け、文字盤の視野角度も飛躍的高めている。
POINT
ジンの特殊テクノロジー④「マグネチック・フィールド・プロテクション」
スマートフォンや電化製品などにより磁気溢れる現代において、帯磁の問題を抱える機械式時計は非常に深刻だ。
対磁性能を持つ時計は昔から作られていはいたが、それらはムーブメントをインナーケースで守ることで磁力から保護していたが、ケースが必要以上のボリュームを持ってしまうという難点もあった。
ジンはこの課題に対し、ケースではなく軟鉄製のリングでムーブメントを囲み、さらに文字盤と裏蓋にも軟鉄製の素材を使用することでほぼ完璧に磁気に対応することに成功した。
マグネチック・フィールド・プロテクションにより80,000A/mという驚異の防磁性能を実現したのだ。
POINT
ジンの特殊テクノロジー⑤「テギメント加工」
ジンはケースにテギメントと呼ばれる加工を施している。
テギメントとは、窒素を使用した浸炭加工を施すことにより、時計のケース表面に炭素分子を拡散・浸透させ硬化させる技術。
これにより特殊な表面硬化技術により保護層を作り、対傷性を飛躍的に上げることができる。
硬度を表すビッカーズ単位で表すと、セラミックと同じ1200ビッカーズかそれ以上を実現した。
さらに金属内のニッケルが表面に出てこないため、金属アレルギーの人でも安心して着用することができるのもメリットとなっている。
ジンの魅力とは?
ジンの魅力は”潔い男らしさ“といえるのではないでしょうか?
余計な機能や装飾を一切省き、徹底的なまでに実用性のみを追求した製品は気持ちのよい潔さを感じます。
また、ジンだけの特殊機能を駆使した男らしい強固なスペックは日常使用において抜群の実用性を発揮してくれます。
シンプルで見やすく、使いやすい時計は一生モノの相棒として間違いないでしょう。
ジンの定番コレクション
ジンのコレクションを紹介しています。
ジンはこんな人におすすめ!
「見やすく、信頼できる」という時計本来に求められる実用性と耐久性を1番に考え、無駄な要素を一切無くしたジンの時計。
ドイツメイドらしい、飾り気を無くし機能美に満ちた質実剛健な時計を求める人におすすめです。
また男らしくも洗練された見た目はスーツコーデにも非常に映え、ビジネス時計としても最適です。
ドイツ空軍で使用されていたこともあるプロユースの製品は本格派のミリタリーファンからも高い人気を集めています。
ジンの愛用芸能人・有名人
ジンの時計を愛用されている芸能人や有名人をご紹介します。
調査中です。ジンの歴史
ジン(SINN)は、ヘルムート・ジンが自らの名前をブランドに冠した1961年設立の時計ブランド。
正式名は、ドイツ語で「ジン スペツィアルウーレン(ジン特殊時計会社)」となっている。
ヘルムート・ジンは、第2次世界大戦にて活躍したドイツ空軍パイロットであり、飛行教官を務めた人物であった。
パイロットが最も必要とするは正確無比な時計を作る目的でスタートしたのである。
そんなジンの製作する時計は、当時のプロパイロットたちのニーズを完璧に満たしドイツ空軍でも使用されるほどになる。
1994年、スイスの名門ブランドIWCの取締役であったローター・シュミット工学士が同社の経営を引き継ぐと、ムーブメントの自社改良など独自の技術力を発揮し、新生ジンとして発展することとなる。
現在はプロユースな時計開発にこだわり、独自のテクノロジーを搭載したパフォーマンスが高く圧倒的に実用的な製品を展開している。
ケース素材に潜水艦の船体と同じものを使用したり、時計内部にシリコンオイルを充填させることで防水性能を高めるなど、従来の常識を根底から覆すような革新的な技法を次々と生み出した。
その代表的なテクノロジーが、外気圧に対してまったく同じだけの内部圧で押し返すというパスカルの原理を応用した「ハイドロ・システム」で非常に高い防水性能を実現した。
他にも、潤滑オイルの劣化を引き起こす水蒸気を可能な限り取り除く「ドライカプセル」技術や、ケース内に希ガスと呼ばれる極めて安定したゲスを充填して、静電気や不安定ガスを含む空気を可能な限り排出し、放電腐食を防ぐ「プロテクトガス」なども独自のテクノロジーである。
2013年にはパイロットウォッチの新しい技術規格”TESTAF(テスタフ)”の基準をパスしたパイロットウォッチも含め数々の魅力的な新作を発表している。
また、金融関係のプロに向けた「ファイナンシャル・ウォッチ」と称される6000シリーズも展開し話題を集めた。
ジンの時計はダイバーやパイロット、特殊部隊、などのプロフェッショナルたちに強い信頼を寄せており、それぞれのコレクションで業界や愛好家のみならず一般ユーザーからの関心も集めている。
「実用性を最優先させる」ポリシーのもと特殊時計の分野で確固たる地位を築き上げたジンは、信頼のおける究極のタイムピースを作り続けてゆく。
ジンの新品・中古はいくらで買えるの?
ジン新品の購入予算は 20万円~60万円 くらい、中古の購入予算は 10万円~30万円 が目安です。
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